ローバー隊は2022年10月9日、東日本大震災被災地訪問をしてきました。
震災から11年、初めて行った2015年の頃との変化を感じることを目的に、初めて訪問したときと比較して
帰宅困難地域に設置されたバリケード数の減少、本来の機能を果たしている信号数の増加(今までは黄色点滅のみだった)、
崩壊した建造物の解体作業の進行等、元の生活を送れるように復旧が進められているのが町の景色から感じ取れました。
小高駅周辺は前日に祭りがあったこともあり県外の人も。震災遺構 請戸小学校は津波で折れ曲がった鉄部品やなぎ倒された壁等が見られ、
改めて震災の怖さを体感できたようです。原子力災害伝承館では原発の歴史や除染の様子などを知ることができました。
一方で、未だに入れない地域も多く残っていたり、農作物の価格は依然として全国平均を下回っていたり、動物保護施設では2015年に比べ保護されている犬猫の頭数は減っていたものの、まだまだ、その数は多かったり、と復興にはまだ多くの時間を要します。
今後もこのプロジェクトは継続していきます。
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